キャッシュ

このタブでは、プロキシ サーバーのキャッシュ設定を行います。プロキシ サーバーには2種類のキャッシュがあり、ディスク キャッシュとメモリ キャッシュです。両方とも個別に構成できます。

ディスクのキャッシングを構成する:

  1. まず、キャッシュしたデータを保管しておくボリュームを [位置] から選択します。次に、キャッシュ ディレクトリに割り当てたいスペースの両をギガバイトで指定します。キャッシュ ディレクトリからすべてのデータを削除するには、[ディスク キャッシュをクリア] をクリックします。
  2. 次に、プロキシ サーバーがキャッシュするファイルのサイズを指定します。[ディスクキャッシュの最小ファイルサイズ] で値をキロバイトで入力します。これよりも小さいサイズのファイルはキャッシュされません。
  3. [ディスクキャッシュの最大ファイルサイズ] で別の値をキロバイトで入力します。これよりも大きいサイズのファイルはキャッシュされません。
  4. 次に、キャッシュしたコンテンツを交換する頻度を指定します。キャッシュスワップの下限にキャッシュ スペースのパーセンテージを別の値を入力します。プロキシ サーバーはこれをしきい値として使用し、古いキャッシュファイルを削除します。詳細は、次のステップをご覧ください。
  5. キャッシュスワップの上限にキャッシュ スペースのパーセンテージを入力します。キャッシュ ストレージがこのパーセンテージに到達したら、[キャッシュスワップの下限] に到達するまでプロキシ サーバーは古いキャッシュ ファイルを削除します。
  6. 完了したら、[適用] をクリックするとディスクキャッシュの設定が保存されます。

注:

メモリ キャッシュの設定:

  1. [キャッシュメモリのサイズ] にメガバイトで値を入力してください。この値は、プロキシ サーバーがメモリキャッシュとして使用する追加のメモリです。プロキシ サーバーのメモリの使用量は、次の式で割り出すことができます。10 * (ギガバイトあたりのキャッシュ ディレクトリのサイズ) + 15 +(キャッシュ メモリのサイズ)このパラメータを設定する前に、Synology NAS のメモリ サイズを決定しておかれることを強くお薦めします。
  2. [メモリ キャッシュの最大ファイルサイズ] で値をキロバイトで入力します。このサイズよりも大きいオブジェクトは、メモリ キャッシュに保存できません。

注: